外構・エクステリア

外構工事の期間はどれくらい?工事別の日数と遅れやすい原因

外構工事に補助金は使える?対象になりやすい工事と確認方法

こんにちは、庭づくり・外構リフォーム完全ガイド運営者の「にわ好き」です。

念願のマイホーム建築が進み、いよいよ完成が近づいてくるとワクワクしますよね。

でも、建物のことで頭がいっぱいで、気づけば外構の打ち合わせが後回しになっていませんか?

「引き渡しに間に合うのかな」「駐車場はいつから使えるようになるんだろう」と、急に不安を感じる方も多いかもしれません。

外構工事の期間は、採用するデザインや工事の規模、さらには天候によっても大きく変わってきます。

この記事では、私がこれまで数々の現場を見てきた経験をもとに、工事別の日数の目安や、予定通りに進まないリアルな原因について分かりやすくお伝えします。

あらかじめ「外構がどれくらいかかるのか」を知っておけば、引っ越し前後のバタバタした時期でも、落ち着いてスケジュールを組むことができますよ。

この記事を読むことで、以下の内容について理解を深められます。

  • 新築とリフォームにおける外構工事の標準的な日数の違い
  • デザインや施工部位ごとの具体的な工期とコンクリート養生の大切さ
  • 天候や地中障害物など工事が予定より遅れてしまうリアルな原因
  • 工事中の駐車場確保やご近所トラブルを防ぐための具体的な対策

外構工事の期間の目安と基本

外構工事のスケジュールを立てる上で、まずは全体の目安を知っておくことが大切です。

建物の顔となるアプローチや、毎日使う駐車場、プライバシーを守るフェンスなど、外構は生活の質に直結しますよね。

ここでは、新築かリフォームか、そしてどんなデザインを選ぶかによって、工期がどう変わるのかという基本を解説していきます。

新築とリフォームの工期の違い

まず、一番よく聞かれるのが「新築の外構工事って何日くらいかかるの?」という疑問です。

結論から言うと、一般的な一戸建ての新築外構を一式でお願いする場合、平均して「2週間から1ヶ月半」くらいが目安になります。

広いお庭だったり、凝ったデザインにしたりすると、最大で2ヶ月ほどかかることもありますよ。

なお、建物の引き渡しと外構工事のスケジュールが重なるケースも少なくありません。引き渡し時の注意点については、外構が終わってないのに引き渡しされる時の対策と注意点も参考になります。

これは、何もない土の状態から、基礎を作り、ブロックを積み、コンクリートを流し込んで、最後に植栽を植えるといった一連の作業をすべて含んだ期間です。

一方で、すでに住んでいるお家に手を入れる「外構リフォーム」の場合はどうでしょうか。

リフォームと言ってもピンキリで、例えば古くなったフェンスを新しいアルミフェンスに交換したり、カーポートを1台分追加したりするような部分的な工事なら、数日から長くて2週間程度で終わることが多いです。

住みながらの工事になるので、業者さんもなるべく早く終わるように段取りを組んでくれます。

ただ、お庭全体をやり直すような「フルリフォーム」になると話は別です。

フルリフォームの場合は、まず今あるブロック塀やコンクリートを壊して撤去する「解体工事」から始まります。

この解体とゴミ(産業廃棄物)の処分に数日かかるため、結果的に新築と同じか、それ以上に期間が長引きやすいんです。

「リフォームだからすぐ終わるだろう」と思っていると、意外と長期間不便な生活を強いられることになるので注意が必要ですね。

あなたは、ご自宅の工事がどのくらいの規模になりそうか、イメージは湧いていますか?

デザインで外構どれくらいかかる

外構の期間を決めるもう一つの大きな要因が、選ぶ「デザインのスタイル」です。

外構デザインは大きく分けて、「オープン外構」「セミクローズ外構」「クローズ外構」の3つのスタイルがあります。

まず、「オープン外構」は一番早く工事が終わるスタイルです。

道路との境界に高い塀やフェンスを作らず、駐車場のコンクリートやアプローチ、簡単な植栽だけで仕上げます。

大掛かりな基礎工事がいらないので、色々な作業を同時に進めやすく、早ければ1週間から2週間で完了しますよ。

次に、最近一番人気がある「セミクローズ外構」です。

駐車スペースはオープンにしつつ、お庭や玄関周りだけをフェンスや門柱で隠す、開放感と防犯性のいいとこ取りのスタイルですね。

こちらは門柱を立てたり、部分的にブロックを積んだりする基礎工事が入るので、標準的な2週間から1ヶ月程度の日数がかかります。

そして、最も期間がかかるのが「クローズ外構」です。

敷地の周りをぐるっと高いブロック塀やフェンスで囲い、立派な門扉やシャッターゲートをつけるような重厚なスタイルです。

この場合、倒壊しないようにものすごく頑丈な基礎コンクリートを地中に作る必要があります。

さらに、ブロックを何段も積み上げ、その上にフェンスを設置するという工程を順番にやっていかなければなりません。

クローズ外構は作業量が膨大なだけでなく、コンクリートやモルタルが乾くのを待つ「養生期間」が何度も発生するため、どうしても3週間から長くて6週間という長い工期になります。

デザインのこだわりが強くなればなるほど、完成までの時間も長くかかるということを覚えておいてくださいね。

施工部位別の外構は何日かかるか

全体的な期間の目安がわかったところで、次は「パーツごと」にどれくらいの日数がかかるのかを見ていきましょう。

外構工事は、土を掘る人、ブロックを積む人、コンクリートを流す人、木を植える人など、いろんな職人さんのリレーで進んでいきます。

どの作業に時間がかかるのかを知っておくと、工事期間中の生活リズムを整えやすくなりますよ。

駐車場コンクリートの養生期間

駐車場コンクリートの養生期間

外構工事の中で、私たちの生活に一番直接的な影響を与えるのが、駐車場の「土間コンクリート工事」です。

多くの方が誤解されがちなのですが、コンクリートは水分が蒸発して「乾く」のではありません。

実は、セメントと水が化学反応を起こして結晶化し、時間をかけてカチカチに「硬化」していくんです。

この化学反応を待つ時間を「養生期間(ようじょうきかん)」と呼びます。

コンクリートを流し込んだ直後は、表面が少し固まっているように見えても、中はまだスカスカで弱い状態です。

人が歩いても足跡がつかなくなるまでには、夏場で1日、春や秋で2日、冬場だと3日ほどかかります。

では、1トンや2トンもある車を乗せても大丈夫な強さになるには、何日かかると思いますか?

正解は、夏場で約5日、春や秋で約7日、冬場などの寒い時期だと7日から10日ほどです。

この間は、絶対に車を乗り入れてはいけません。

◆にわ好きのワンポイントアドバイス

「表面が白く乾いてるから、もう停めてもいいでしょ?」と自己判断で車を入れてしまい、タイヤの跡がついたり、重みで見えないヒビが入ってしまったりするトラブルが後を絶ちません。最悪の場合、コンクリートを全部壊してやり直しになり、とんでもない追加費用と日数がかかってしまいます。業者さんから「〇日から車を入れていいですよ」と言われるまでは、絶対に我慢してくださいね。

ちなみに、コンクリートが本来の100%の強さに達するまでには、季節に関係なく約28日(約4週間)もかかるんですよ。

ですから、駐車場の工事がある場合は、最低でも1週間前後は自分の家の敷地に車が停められない日々が続くという覚悟が必要です。

工事期間中の代替駐車場の探し方や費用負担について詳しく知りたい方は、外構工事で車止めれない!期間と代替の探し方・費用を解説をご覧ください。

フェンスや門柱設置の外構日数

次に、目隠しフェンスや門柱といった構造物の日数を見てみましょう。

アルミ製のフェンスを設置する場合、基礎となるブロックを積むか、独立した基礎を埋め込むかによって変わります。

普通の独立基礎なら、2日から3日もあれば完成します。

でも、化粧ブロックを3段くらい積んで、その上にフェンスを立てるとなると、ブロックの基礎コンクリートを打ち、ブロックを積み、モルタルが固まるのを待つ必要があるため、4日から1週間くらいはかかってきます。

門柱やポスト、インターホンをつける工事も同じです。

メーカーが作っている「機能門柱」と呼ばれる既製品のアルミポールなら、地面に埋めて固めるだけなので1〜2日で終わります。

一方で、コンクリートブロックを積み上げて、職人さんが丁寧に左官材を塗ったり、おしゃれなタイルを貼ったりする「造作門柱(オリジナル門柱)」を選ぶとどうなるでしょうか。

これは下地を塗って乾かし、仕上げを塗って乾かし、という工程を繰り返すので、1週間以上の期間がかかるのが一般的です。

他にも、お庭にウッドデッキを作る場合、組み立て自体は1〜2日で終わりますが、デッキの下に雑草が生えないようにコンクリートを打つなら、さらに2日ほど養生期間がプラスされます。

ガーデンルーム(サンルーム)のような大掛かりなものだと、骨組みから電気配線、内装までやるので、3日から長いと2週間ほどかかりますね。

施工部位 実作業日数 養生・待機を含む総工期
駐車場(土間コンクリート) 2~5日 1週間~2週間
ブロック塀・フェンス 2~5日 4日~1週間
門柱(造作・タイル貼り) 3~5日 1週間以上
ウッドデッキ 1~3日 1日~5日(下地による)

これらは単独で工事したときの目安なので、まとめて工事する場合は同時進行できる部分もあります。

ですが、どんなに職人さんが急いでも「コンクリートやモルタルが固まる時間」だけはどうしても短縮できないということを覚えておいてくださいね。

外構工事の期間が遅れる主な原因

さて、ここまで順調に進んだ場合の目安をお伝えしてきましたが、外構工事は「完全な屋外作業」です。

工場の中で作る製品と違って、自然環境や敷地の見えない状況にめちゃくちゃ振り回されます。

「予定の日数で終わらない!」と焦らないために、遅れる原因を前もって知っておきましょう。

天候不良による外構期間の延長

天候不良による外構期間の延長

外構工事の進み具合を邪魔する最大の敵、それは間違いなく「天候」です。

特に「雨」は、コンクリートやモルタルを扱う外構工事にとって致命的な悪影響を及ぼします。

コンクリートは、セメントと水の配合割合が綿密に計算されて工場から運ばれてきます。

そこに雨水が混ざってしまうと、薄まって強度がガクンと落ちてしまうんです。

また、固まる前のモルタルに雨が当たると、中の成分が溶け出して表面が白く汚れる「白華現象(エフロレッセンス)」という厄介な現象が起きてしまい、せっかくの綺麗な見た目が台無しになります。

他にも、雨の日に土を掘り返すとドロドロになって重機が動けなくなったり、道路を泥だらけにしてご近所からクレームが来たりするリスクがあります。

ですから、「少しくらいの小雨ならやってよ!」と思うかもしれませんが、しっかりした優良な業者さんほど、品質を守るために勇気を持って「今日は休工します」と判断します。

それがプロの仕事なんですね。

梅雨の時期や台風シーズン、あるいは雪が降る冬場に外構工事をお願いする場合は、最初から天候による1週間から2週間くらいの遅れは「あるもの」として、余裕を持ったスケジュールを組むのが正解です。

気象条件は工期に大きく影響するため、工事前には(出典:気象庁)で天候の見通しも確認しておくと安心です。

焦って雨の中で強行しても、数年後にヒビ割れや塗装の剥がれなどの不具合が出て、結局あなたが損をしてしまうだけですからね。

地中障害物や敷地条件による遅れ

天候以外にも、工事がスタートしてから発覚する「見えないトラップ」があります。

その代表が「地中障害物」です。

駐車場の土をすき取ったり、ブロックの基礎を掘ったりしている最中に、土の中から予期せぬものがゴロゴロ出てくることがあるんです。

例えば、昔建っていた家の古いコンクリートの基礎の塊だったり、使われなくなった古い浄化槽や古井戸、大量のレンガや瓦のガラ(ゴミ)などです。

「見なかったことにして、そのまま上にコンクリートを打っちゃえ」というわけにはいきません。

そんなことをすれば、後々地盤が沈下したり、強度が足りずに塀が傾いたりする原因になります。

これらが見つかった場合、重機を手配して掘り起こし、産業廃棄物として適正に処分しなければならないため、工事は一旦ストップします。

処分費用も施主(あなた)の負担になるケースがほとんどで、数万円から、大きな浄化槽だと数十万円の痛い出費になることも。

もちろん、撤去と処分にかかる時間分、工期は数日から数週間単位で遅れてしまいます。

また、「敷地条件」や「地域のルール」が工期を延ばすこともあります。

都心部に多い、道路から細い通路を入った奥にある「旗竿地」や、隣の家との隙間がほとんどない「狭小地」の場合、大きな重機が入れません。

すると、職人さんが一輪車で何十往復もして土を運び出したり、コンクリートを手作業で運んだりすることになり、恐ろしいほど時間がかかります。

さらに、京都などの歴史的な街並みを守る地域では、厳しい「景観条例」があります。

景観条例の内容は自治体によって異なるため、詳しくは(出典:京都市 景観政策)をご確認ください。

「この色は使っちゃダメ」「ここは緑を植えなさい」といった細かなルールがあり、役所の審査を通すだけで数ヶ月かかることも珍しくありません。

ご自身の土地にこういった特別な事情がないか、事前にしっかり業者さんと話し合っておくことが大切かなと思います。

工事期間中の生活への影響と対策

外構工事が始まると、あなたの日常に色々な制約が生まれます。

「知らなかった!」と慌てないように、工事中のリアルな生活の影響と、それを乗り切るための対策を考えていきましょう。

仮設駐車場の確保と費用の負担

先ほどもお話しした通り、コンクリートの養生中は自分の家の駐車場が一切使えなくなります。

ということは、その間の「代わりの駐車場」を見つけなければいけません。

数日なら近くのコインパーキングに停める方も多いですが、上限金額が設定されていないパーキングだと、2週間停めっぱなしで数万円という恐ろしい金額になることもあります。

工事期間が長引く場合は、近くの月極駐車場を1ヶ月だけ短期契約させてもらえないか不動産屋さんに交渉したり、ご近所の空いているスペースを一時的に借りられないかお願いしたりする工夫が必要です。

ここで一つ、よくある勘違いをお伝えしておきます。

「工事で停められないんだから、仮設駐車場の代金は外構業者が払ってくれるんでしょ?」と思うかもしれませんが、これは大間違いです。
見積書に入っている「諸経費」は、職人さんの移動費やトラックのガソリン代のことであって、あなたの車の駐車場代は含まれていません。

仮設駐車場の確保と費用は、原則として「施主の自己負担」になります。

ですから、外構の予算を組むときは、工事代金とは別に「駐車場代として1万円〜3万円くらいは消えていく」とあらかじめ見込んでおくことを強くおすすめします。

心の準備とお金の準備をしておけば、イライラすることも減りますよ。

ご近所トラブルを防ぐ事前の挨拶

ご近所トラブルを防ぐ事前の挨拶

外構工事は、隣の家との境界線ギリギリで行う作業がとても多いです。

そのため、ちょっとした配慮が足りないと、ご近所との関係が悪化してしまう恐れがあります。

工事中は、コンクリートを壊す激しいドリル音(騒音)、地面を転圧するガガガという振動、そしてブロックを切ったときに出る粉塵(ほこり)がどうしても発生します。

風向きによっては、お隣さんの干してある洗濯物や、ピカピカの車にセメントの粉が飛んでしまうかもしれません。

こんな時、いきなり工事が始まったら誰だって不愉快になりますよね。

トラブルを未然に防ぐ一番の魔法は、工事前の「挨拶回り」です。

工事が始まる1週間前から遅くとも3日前までには、業者さんと一緒に「向こう三軒両隣」へ挨拶に行きましょう。

「〇日から〇日まで、外構工事でご迷惑をおかけします」と直接顔を見て伝えるだけで、ご近所さんの「許容範囲」はグッと広がるものです。

そして、留守の場合でもポストに入れられるように、以下の情報が書かれた「ご挨拶状」と粗品(タオルや洗剤など)を用意しておくと完璧です。

  • 具体的な工事のスケジュール(いつからいつまでか)
  • 作業を行う時間帯(日曜日は休む、朝は何時からかなど)
  • 騒音やほこりが出る可能性があることへのお詫び
  • 万が一何かあった時の、施工業者の責任者の連絡先

特に重要なのが「業者の連絡先」を伝えておくことです。

もしお隣さんが「車が泥で汚れた!」と怒った時に、あなたに直接クレームが来るのではなく、業者がワンクッション入って対応できる体制を作っておくことが、今後のご近所付き合いを守る盾になります。

大切なペットのストレス緩和策

工事の影響を受けるのは、人間だけではありません。

実は、私たち人間よりもずっと耳や鼻が良い「ペット(犬や猫、鳥など)」にとって、外構工事は想像以上のストレスになるんです。

知らないおじさんたち(職人さん)が窓の外をウロウロし、突然ガガガ!と大きな音が鳴り響くわけですから、パニックになって当然ですよね。

過度なストレスから、ずっと吠え続けたり、ご飯を食べなくなったり、体調を崩してしまう子も少なくありません。

大切な家族を守るために、こんな対策を試してみてください。

  • 音の対策:厚手の防音カーテンを閉めたり、一番道路から遠い静かな部屋にケージを移動させる。テレビや音楽を少し大きめにかけて工事の音をごまかす。
  • 視覚の対策:窓のブラインドを下ろして、外を動く作業員が見えないようにする。
  • 臭いの対策:ウッドデッキの塗装などでシンナーの臭い(VOC)が出る場合は、換気に気をつけ、業者に「水性塗料」や「低臭タイプ」を使ってもらうようお願いする。

どうしても大きな音が出るコンクリートの解体日などは、あらかじめ業者さんに「一番うるさいのは何日ですか?」と聞いておきましょう。

その数日間だけは、ペットホテルに預けたり、ご実家など安全な場所に避難させたりするのが、一番確実で安心な防衛策だと思います。

予算と期間を最適化する外構計画

ここまで読んでいただいて、「外構工事って結構時間がかかるし、大変なんだな」と感じたかもしれません。

昨今は材料費も高騰していて、新築外構の平均費用は200万円台がボリュームゾーンになっています。

予算も限られている中で、どうやって理想のお庭を作り上げていけばいいのでしょうか。

最後に、予算と期間を上手にコントロールする考え方をお伝えします。

工期だけで選ばない優良業者選び

「引っ越しまでに絶対に間に合わせたい!」と焦るあまり、「ウチなら1週間で全部終わらせますよ!」と言ってくる業者を選びたくなる気持ちはよく分かります。

しかし、外構工事において「異常に早い」のは、手抜き工事のサインかもしれません。

先ほどからお話ししている通り、コンクリートには絶対に待たなければならない養生期間があります。

そこを無視して、まだ固まりきっていない基礎の上に重いブロックを積んだりすれば、数年後に傾いたり倒れたりする危険な外構になってしまいます。

本当に信頼できる優良な業者は、安易に短い工期を約束しません。

◆にわ好きのワンポイントアドバイス

良い業者さんは、「コンクリートの養生に〇日取るので、最低でもこれくらいの日数は必要です」「もし雨が続いたら、この予備日に作業を回します」と、根拠のある工程表を提示してくれます。見積書も「一式」でごまかさず、何にいくらかかるのか細かく書いてあるはずです。相見積もりを取る時は、金額だけでなく、こういった「説明の丁寧さ」や「段取りの良さ」をしっかり見極めてくださいね。

複数社を比較する際のチェックポイントについては、外構の相見積もりで失敗しない!費用の適正化と賢い依頼方法も参考になります。

もし、どうしても予算が足りない、あるいは時間がなくて引っ越しまでに全部終わらないという場合は、「段階的施工(分割して工事すること)」を検討してみてはどうでしょうか。

例えば、「第1期工事」として、生活に絶対に欠かせない駐車場のアプローチのコンクリート、表札とポスト、最低限の境界フェンスだけを先に作ってもらいます。

これなら日数を短縮して、泥だらけにならずに新生活をスタートできます。

そして、お金が貯まった数年後に、「第2期工事」として、憧れのウッドデッキやガーデンルーム、おしゃれな植栽を後付けでじっくり楽しむのです。

いっぺんに全部やろうとせず、暮らしながら少しずつ庭を育てていくのも、外構の大きな楽しみ方の一つですよ。

外構工事の期間に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 梅雨の時期に外構工事をお願いしても大丈夫ですか?

A. 工事自体は可能ですが、通常よりも大幅に工期が延びることを覚悟しておく必要があります。コンクリート打設やブロック積み、塗装などの工程は雨天時にはできないため、晴れ間を縫っての作業になります。最低でも予定プラス1〜2週間の余裕を持ったスケジュールを組み、天候に左右されない優良な施工管理ができる業者を選ぶことが重要です。

Q2. 駐車場のコンクリートが白く乾いているように見えます。もう車を停めても平気ですか?

A. 絶対にやめてください。コンクリートは表面が乾いて見えても、内部の化学反応(硬化)はまだ進んでおり、車を支えるだけの強度には達していません。自己判断で乗り入れると、タイヤの跡がくっきり残ったり、内部にヒビが入ったりして、最悪の場合は打ち直し(莫大な追加費用)になります。必ず施工業者が「今日から車を入れていいですよ」と許可を出すまでお待ちください。

Q3. 土地が狭くて重機が入れないと言われました。期間や費用はどうなりますか?

A. 残念ながら、期間も費用も通常より長め・高めになります。重機で一気にできる作業を、職人さんが一輪車や手作業で行うことになるため、人件費(人工)が跳ね上がります。一般的な広い土地と比べると、費用で1割〜2割ほど高くなるケースが多いです。正確な情報は、現地調査をした上で業者に見積もりを出してもらいご確認ください。

Q4. DIYで外構をやれば、期間も短く安く済みますか?

A. 費用は材料費だけなので安く済みますが、期間はプロに頼むより圧倒的に長くなるのが現実です。休日の週末しか作業できない場合、駐車場やブロック積みのような大掛かりな工事は数ヶ月から半年以上かかることもあります。また、基礎が不十分で倒壊するリスクもあるため、構造に関わる部分はプロに任せ、砂利敷きや人工芝など安全な部分だけをDIYで楽しむことをおすすめします。最終的な判断は、ご自身のスキルと相談して自己責任で行ってくださいね。

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