
こんにちは。庭づくり・外構リフォーム完全ガイド、運営者の「にわ好き」です。新築の計画が進み、いざ外構の見積もりを見て「えっ、こんなに高いの?」と驚いた経験はありませんか。あるいは、ハウスメーカーの提案が何だか普通すぎて物足りないと感じているかもしれません。多くの方が悩むのが、外構やハウスメーカーに関する費用の違いや、もしハウスメーカー以外に頼むとしたらどうやって断り方や比較を進めればいいのかという点ですよね。別業者に依頼するメリットやデメリット、そして後々のトラブルを避けるためのポイントを知っておくことは、理想の家づくりにおいて非常に重要です。この記事では、私が運営を通して得た知識をもとに、皆さんが後悔しない選択をするための情報を分かりやすく解説していきます。
- ハウスメーカーの外構費用が高くなる構造的な理由と内訳
- 専門業者に直接依頼した場合のコストメリットと注意点
- 角を立てずにハウスメーカーへの依頼を断る具体的なメール例文
- 信頼できる外構業者の見極め方と契約前のチェックポイント
外構をハウスメーカーに依頼する費用相場と真実
家づくりの中で、どうしても後回しにされがちな外構ですが、いざ見積もりが出てくるとその金額に驚愕する方は少なくありません。「なんでこんなに高いの?」「足元を見られているのでは?」と疑いたくなる気持ち、よく分かります。まずは、なぜハウスメーカーの見積もりが高くなるのか、その裏側にある構造と、私たちが知っておくべき「お金の真実」について詳しく見ていきましょう。
ハウスメーカーが高い原因は中間マージン

結論から言うと、ハウスメーカーの外構費用が高い主な理由は「中間マージン」の存在です。実は、多くのハウスメーカーは自社で直接外構工事を行っているわけではありません。彼らの役割はあくまで「窓口」や「管理」であり、実際の施工は提携している地元の外構業者(下請け業者)に丸投げしているケースがほとんどなんです。
この構造において、ハウスメーカーは紹介料や管理費として、一般的に見積もり総額の20%〜30%程度を上乗せします。これが中間マージンです。例えば、あなたが200万円を支払ったとしても、実際に現場で工事に使われる費用(原価+施工業者の利益)は140万円〜160万円程度になってしまう計算です。
「高いから高品質」とは限りません。支払った金額の一部は工事そのものではなく、ハウスメーカーの運営費や利益に消えているという事実を理解しておきましょう。
専門業者とハウスメーカーのメリット比較
では、専門業者に直接頼めば全て解決するのかというと、そう単純でもありません。ハウスメーカーには「楽ができる」という強烈なメリットがありますし、専門業者には「手間がかかる」というデメリットもあります。どちらが自分たちのライフスタイルや優先順位に合っているか、冷静に比較することが大切です。
| 比較項目 | ハウスメーカー(一括発注) | 外構専門業者(分離発注) |
|---|---|---|
| 費用 | 割高(中間マージンあり) | 適正価格(直接契約) |
| 手間 | 楽(窓口が一本化) | 手間がかかる(業者探し・調整) |
| デザイン | 画一的・標準仕様が多い | 自由・こだわりの提案が可能 |
| 住宅ローン | 一本化して組み込みやすい | 金融機関との調整が必要 |
| 引渡し時期 | 入居時に入居可能 | 入居後に工事が続く場合あり |
ハウスメーカーにお願いすれば、打ち合わせも建物と同時に進められますし、入居と同時に綺麗な庭が完成しています。この「安心感」と「時間の節約」をお金で買うと考えるなら、ハウスメーカーという選択も決して間違いではありません。
外構は別業者に頼むと安くなるのか

「じゃあ、別業者に頼めば必ず安くなるの?」という疑問に対しては、「同じ内容なら安くなるし、同じ予算ならグレードが上がる」というのが正確な答えかなと思います。
専門業者は中間マージンが発生しない分、その予算を純粋に材料費や職人さんの手間に充てることができます。例えば、ハウスメーカーの見積もりで「予算オーバーだから」と諦めていたカーポートや、ワンランク上の植栽などが、専門業者なら同じ総額予算内で実現できることは珍しくありません。
予算が限られている場合ほど、この差は顕著に出ます。100万円で「必要最低限のブロックとフェンス」しかできないハウスメーカーに対し、専門業者なら「さらにアプローチのデザインや植栽まで追加できた」という事例も多々あります。
外構費用を住宅ローンに組み込む方法
外構を専門業者に依頼する際、一番のハードルになるのが資金計画です。ハウスメーカーなら建物と一緒に住宅ローンに組み込むのが簡単ですが、別業者の場合は少し手続きが複雑になります。
基本的には、建物の契約前や住宅ローンの本審査前に、外構業者の見積もりと契約書(案)を用意して銀行に提出する必要があります。しかし、多くの銀行は「建物の引渡し後に工事を行う」外構に対して、住宅ローンの実行タイミングを合わせるのが難しいため、一時的に自己資金で支払うか、「つなぎ融資」を利用する必要が出てくることもあります。
建物が完成してから「やっぱり外構は別でやろう」と思い立っても、住宅ローンの枠組みに入れられず、金利の高いリフォームローンを使わざるを得なくなる可能性があります。検討するなら、必ず建物の計画と同時進行で動いてください。
保証期間の違いと免責事項のチェック
「専門業者だと保証がないんじゃない?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、優良な専門業者であればしっかりとした保証制度を持っています。ただし、ハウスメーカーの保証とは性質が少し異なります。
ハウスメーカーの場合、建物とセットで長期保証を謳うことがありますが、外構部分(特に植栽やアルミ製品)についてはメーカー保証(1〜2年)に準拠する場合が多いです。一方、専門業者は独自の施工保証(例:沈下や倒壊に対して5年〜10年など)を用意しているところもあります。
重要なのは「免責事項」です。例えば、コンクリートの微細なヒビ(ヘアークラック)や、自然現象による汚れ(白華現象)は、どちらに頼んでも基本的に保証対象外です。契約前に「何が保証されて、何がされないのか」を書面で確認することが、トラブル回避の第一歩ですね。
外構でハウスメーカーを断る方法と業者の選び方
「専門業者の方が魅力的なのは分かったけれど、ずっとお世話になっている営業担当さんに断りの連絡を入れるのが気まずい…」これは日本人の美徳ゆえの悩みですが、家づくりにおいては非常に大きな壁です。ここでは、関係を壊さずにスムーズに断る方法と、失敗しない業者の選び方についてお話しします。
角が立たない断り方と伝えるタイミング

断りを入れる際に最も重要なのは、「タイミング」と「理由」です。
タイミングは、早ければ早いほど良いです。営業担当者や設計士さんが詳細な図面を書き上げ、何度も修正を重ねた後に断るのは、相手の労力を無駄にしてしまうため心理的ハードルが上がります。できれば間取りが決まった段階で、「外構は知人の業者も検討している」「予算次第では分離発注する」と予防線を張っておくのがベストです。
そして理由は、「御社が嫌いなわけではない」ことを伝えるのがポイント。「予算の都合」や「どうしても実現したいデザインの専門性」を理由にすることで、営業担当者の顔を立てることができます。
担当者に送るメールやLINEの例文
直接電話で伝えるのが苦手な方は、メールやLINEでも問題ありません。ただし、これまでの感謝の気持ちをしっかりと添えることがマナーです。そのまま使える例文をご用意しました。
〇〇様、いつもお世話になっております。
ご提案いただいた外構プランについて家族で話し合いました。
その結果、大変申し上げにくいのですが、今回は予算の都合上、他社様にお願いすることにいたしました。
〇〇様には親身にご相談に乗っていただいたにも関わらず、このような結果となり申し訳ございません。
建物については引き続き、最高の家づくりをお願いしたく存じます。今後ともよろしくお願いいたします。
〇〇様、お世話になっております。
外構の件ですが、実はどうしてもこだわりたい植栽のデザインがあり、その分野を専門としている業者様からの提案を採用することにいたしました。
御社のご提案も素晴らしかったのですが、今回はその専門性を重視して判断いたしました。
建物の方では引き続き頼りにさせていただきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
新築外構で後悔する失敗事例ランキング
どこに頼むにせよ、外構計画で失敗しないためには「先人の失敗」から学ぶのが一番です。よくある後悔ポイントを知っておきましょう。
- 駐車場が狭くてドアが開かない
図面上で車が入るサイズでも、ドアを開けるスペースや、人が通る動線を忘れているケースが多発しています。 - 夜になると真っ暗
防犯灯や足元の照明が不足していて、帰宅時に不安を感じるパターンです。後から配線するのは大変です。 - 屋外コンセントがない
洗車、BBQ、電動自転車の充電など、住んでから必要性に気づくNo.1設備です。 - 手入れが大変すぎる
見た目で選んだ天然芝や植栽が、忙しい日常の中でジャングル化してしまう悲劇です。
これらの失敗の多くは、外構を後回しにした結果、建物側の配管や室外機の位置が邪魔をして解決策が取れなくなったことが原因です。間取りを決める段階で、外構のことも少しだけ頭に入れておいてください。
信頼できる外構業者の探し方と見極め

専門業者に依頼する場合、業者の質を見極める責任は自分にあります。ネットの口コミも参考になりますが、私がおすすめする「プロの視点」でのチェックポイントがあります。
一つ目は、「オフィスのトイレ」です。もし訪問できるなら、ぜひトイレや事務所の整理整頓具合を見てください。トイレが汚い会社や書類が散乱している会社は、現場の養生や近隣への配慮も雑な傾向があります。神は細部に宿ると言いますが、これは本当です。
二つ目は、「カタログの年式」です。打ち合わせで出てきたメーカーのカタログが2〜3年前のものだったら要注意。新しい商品やトレンドへの感度が低いか、取引が少なくて新しいカタログが入ってこない可能性があります。
Googleマップの口コミで、短期間に星5つが連続して投稿されている場合や、投稿件数が1件だけのアカウントばかりの場合は、サクラの可能性があります。具体的なエピソードが書かれている口コミを参考にしましょう。
外構はハウスメーカーか専門業者か賢く選ぶ

最後にまとめとなりますが、外構選びに「絶対の正解」はありません。ハウスメーカーに頼むことが悪いわけではなく、そこには「時間と安心を買う」という明確な価値があります。
- 時間と手間を節約したい、窓口を一本化したい → ハウスメーカー
- コストを抑えたい、デザインにこだわりたい → 専門業者(分離発注)
大切なのは、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分たちが何を優先するかを決めることです。もし専門業者を選ぶなら、早めに動いて信頼できるパートナーを見つけることが成功への鍵となります。この記事が、皆さんの素敵な庭づくりの第一歩になれば嬉しいです。
※本記事で紹介した費用やマージン率は一般的な目安であり、全ての業者に当てはまるわけではありません。正確な情報は各社の見積もりや公式サイトをご確認ください。