
こんにちは。庭づくり・外構リフォーム完全ガイド、運営者の「にわ好き」です。家庭菜園やガーデニングを楽しんだあと、どうしても悩んでしまうのが古くなった園芸用支柱の捨て方ではないでしょうか。トマトやきゅうりを育てたあとの長い支柱は、そのままではごみ袋に入りませんし、金属なのかプラスチックなのか素材も分かりにくいですよね。自治体によって粗大ごみになる長さや不燃ごみとしての扱いも異なるため、どう処分するのが正解なのか迷ってしまうことも多いはずです。そこで今回は、私自身も実践している100均の道具を使った切断方法や、手間をかけずに処分するコツについて詳しくお話しします。
- 自治体ごとの園芸用支柱の分別区分と長さ制限のルール
- 手間なく処分するための粗大ごみ申し込み手順と料金相場
- 100均のパイプカッターを使って安全に切断・減容化する方法
- 捨てずに再利用するためのリメイクアイデアと安全管理
園芸用支柱の捨て方と基本の分別ルール

園芸用の支柱を処分しようと思ったとき、一番最初に確認しなければならないのが「自分の住んでいる地域のルール」です。実は、支柱の捨て方は「素材」と「長さ」によって大きく変わってきます。ここでは、一般的な自治体のルールをベースに、どのように判断すればよいかを解説していきますね。
イボ竹など園芸用支柱の分別区分
私たちが普段ホームセンターなどで購入する緑色の支柱は、通称「イボ竹」と呼ばれています。これ、見た目はプラスチックっぽいですが、実は中身が「鋼管(スチールパイプ)」なんです。
そのため、多くの自治体では「燃えないごみ(不燃ごみ)」や「金属ごみ」として扱われます。ただし、外側が樹脂でコーティングされているため、自治体によっては「資源プラスチック」との区別が難しく、対応が分かれることがあります。
主な種類の分別イメージ
・イボ竹(金属入り):不燃ごみ、金属ごみ、粗大ごみ
・FRP支柱(ダンポール):不燃ごみ、粗大ごみ(ガラス繊維に注意)
・プラスチック単一素材:可燃ごみ、資源プラスチック
「燃えるごみかな?」と思って出してしまうと、回収されずに残されてしまうこともあるので注意が必要です。まずは「中身は金属だから、基本は燃えないごみ」と覚えておくと良いかなと思います。
そのまま回収に出す際の長さ制限
分別区分と同じくらい、むしろそれ以上に重要なのが「長さの壁」です。ごみ収集車(パッカー車)に入らないような長いものは、たとえ「不燃ごみ」の素材であっても、通常の集積所には出せないルールになっていることがほとんどです。
| 自治体名 | 長さの基準(粗大ごみライン) | 備考 |
|---|---|---|
| 東京都渋谷区 | 30cm以上 | 50cm未満は不燃ごみ等で出せる場合も |
| 神奈川県相模原市 | 50cm以上 | 2m以上のものは市で処理不可のケースあり |
| 大阪府大阪市 | 30cm以上 | 棒状のものは最大の辺で判断 |
このように、「30cm」や「50cm」を超えると、自動的に「粗大ごみ」扱いになるケースが多いですね。特に注意したいのが、トマト栽培などで使う2メートル超えの長い支柱です。これらは粗大ごみとしても「長すぎて回収できません」と断られてしまう地域もあるんです。
長さ制限を超えると回収拒否も?
あまりに長い支柱は、粗大ごみでも収集不可(適正処理困難物扱い)になる可能性があります。その場合、自分で短く切断するか、専門業者に頼むしかなくなってしまいます。
粗大ごみの料金相場と申し込み手順

「切るのは面倒だし、お金がかかってもいいから回収してほしい」という場合は、自治体の粗大ごみ収集を利用するのが一番確実で安心です。
一般的な手順は以下のようになります。
- 電話やインターネットで自治体の粗大ごみ受付センターに申し込む。
- コンビニなどで「粗大ごみ処理券(シール)」を購入する。
- シールを支柱(または束ねた支柱)に貼って、指定日の朝に指定場所へ出す。
気になる料金ですが、家具などに比べると比較的安価に設定されていることが多いですよ。例えば、「5本〜10本くらいの束で200円〜400円」といった設定が一般的です。
数百円で済むなら、自分で切断する労力を考えれば安いものかもしれませんね。ただ、申し込みから収集まで2週間くらい待たされることもあるので、引越しなどで急いでいる場合は注意が必要です。
大量の支柱や土を不用品回収へ依頼
もし、支柱だけでなく「土が入ったままのプランター」や「枯れた植物」、「割れた鉢」などもまとめて処分したいなら、民間の不用品回収業者にお願いするのも一つの手です。
自治体では回収してくれない「土」や「コンクリートブロック」も一緒に引き取ってくれるのが最大のメリットですね。ただ、どうしてもコストは高くなります。
こんな人におすすめ
・支柱以外にも処分したい園芸用品が山ほどある
・引越しで期限が迫っている
・重いものを運ぶのが大変
支柱数本のためだけに呼ぶと出張費(3,000円〜5,000円程度)がかかって割高になってしまうので、「軽トラック積み放題」などのパック料金を利用して、家の不用品を一掃するときに合わせるのが賢い使い方かなと思います。
ホームセンターでの引き取り状況
以前は「新しい支柱を買ったら、古いものを引き取ります」というサービスを行っているホームセンターも多かったのですが、最近はごみ処理コストの高騰で、サービスを終了している店舗が増えています。
現在でも一部の店舗では、同等品を購入することを条件に無料で引き取ってくれる場合もありますが、「持ち込み限定」であることがほとんどです。長い支柱を車に積んで持っていく手間を考えると、あまり現実的ではないかもしれません。
もし利用を考えているなら、お店に行く前に必ず電話で「園芸用支柱の引き取りは行っていますか?」と確認することをおすすめします。
園芸用支柱の捨て方で推奨する切断と活用
さて、ここからは「できるだけお金をかけずに、家庭ごみとして捨てたい!」という方向けに、私自身も実践している「自分で切断する方法」をご紹介します。実は、ある道具を使えば、女性でも驚くほど簡単にカットできるんですよ。
100均ダイソーのパイプカッター活用法

金属が入っているイボ竹を切るなんて大変そう…と思いますよね。ノコギリでギコギコ切るのは本当に重労働ですし、音もうるさいです。
そこで私が全力でおすすめしたいのが、ダイソーなどの100円ショップで売っている「パイプカッター」です。価格は500円(税抜)の商品が多いですが、これが本当に優秀なんです!
パイプカッターのここがすごい
・音が静か:ノコギリのような騒音がなく、マンションのベランダでも作業できる
・ゴミが出ない:鉄粉がほとんど出ないので部屋が汚れない
・力が要らない:くるくる回すだけなので、握力に自信がなくても大丈夫
直径3mm〜28mmくらいのパイプに対応しているので、一般的な園芸用支柱(8mm〜20mm)なら問題なく切断できます。
園芸支柱を切断する手順とコツ
では、実際にパイプカッターを使って支柱をごみ袋サイズ(30cm〜50cm以下)に切断する手順を見ていきましょう。
手順1:セットする
切りたい場所に印をつけ、パイプカッターのノブを回して口を開き、支柱を挟みます。このとき、強く締めすぎず、刃が軽く当たる程度の「甘噛み」状態にするのがコツです。
手順2:溝を作る
そのまま本体を支柱の周りでクルッと1〜2周回します。これで切断ラインの溝ができます。
手順3:締め込んで回す
ノブを少し(1/4回転くらい)締めて刃を食い込ませ、また本体を回します。これを何度か繰り返すと、樹脂の被覆を突き破り、中の鋼管に刃が届きます。
手順4:切断完了
さらに繰り返すと、金属疲労で「パキッ」と音がしてきれいに切断されます。イボ竹の「イボ」の部分で少しガタガタしますが、気にせず回し続ければ大丈夫ですよ。
切断して短くなれば、あとは自治体のルールに従って「不燃ごみ」や「金属ごみ」の袋に入れて出すだけです。これで処分費用はごみ袋代だけで済みますね。
錆びた支柱を扱う際の破傷風リスク

切断作業をする際に、絶対に気をつけてほしいのが怪我と感染症のリスクです。特に、古くて錆びている支柱を扱う場合は「破傷風(はしょうふう)」に注意が必要です。
破傷風菌は土の中にいる菌で、錆びた金属で怪我をすると、傷口から菌が入り込みやすくなります。もし錆びた支柱で手を切ってしまったら、ただの切り傷と思わずに、すぐに流水でよく洗い流してください。
作業時の安全対策
・必ず厚手の手袋(軍手やゴム手袋)を着用する。
・切断面は鋭利になっているので、素手で触らない。
・深い傷を負った場合は、迷わず病院へ行く。
おしゃれにリメイクするDIYアイデア

「捨てるのはもったいないな」と思ったら、切断した支柱を使ってガーデングッズをDIYするのも楽しいですよ。
例えば、短く切った支柱を組み合わせて、結束バンドで固定すれば、つる植物を這わせる「トレリス(格子垣)」が作れます。そのままだと緑色の支柱ですが、100均で売っている黒やダークブラウンの塗料を塗ると、驚くほどシックなアイアン風のフェンスに変身します。
また、3本の支柱を上で束ねてテントのような形にし、クリスマスのオーナメントやライトを飾れば、お庭のイルミネーションタワーとしても再利用できます。
先端の安全対策も忘れずに
切断した支柱を再利用する場合、切り口が危ないので、「ケイントップ」という専用のキャップを被せるか、小さな空き缶などを被せてガードしておきましょう。
園芸用支柱の捨て方の総まとめ
園芸用支柱の捨て方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。最後に要点をまとめておきますね。
- まずは自治体の「長さ制限」と「素材区分」を確認する(多くの場合は不燃ごみ・金属ごみ)。
- 長いまま捨てるなら「粗大ごみ」が一番楽。料金は数百円程度。
- お金をかけたくないなら、パイプカッターで切断してごみ袋サイズにするのがおすすめ。
- 錆びた支柱での怪我には十分注意し、必ず手袋をして作業する。
私自身、最初は「どうやって捨てよう…」と途方に暮れていましたが、パイプカッターでサクサク切れる快感を覚えてからは、むしろ片付けが少し楽しくなりました。皆さんも、ご自身の状況に合わせた方法で、すっきりとお庭を片付けてみてくださいね。