外構・エクステリア

外構のニュートラルデザインとは?おしゃれな施工例や費用を解説

外構のニュートラルデザインとは?おしゃれな施工例や費用を解説

こんにちは。庭づくり・外構リフォーム完全ガイド、運営者の「にわ好き」です。

最近、インスタグラムやピンタレストを見ていると、シンプルだけど温かみがあって、すごくおしゃれな家の写真をよく見かけませんか。派手すぎず、でも地味すぎない、あの絶妙なバランス。「うちもこんな外構にしたいな」と思って調べてみると、どうやら「ニュートラル」というキーワードに行き着くことが多いようです。でも、いざ自分の家に取り入れようとすると、「シンプルモダンとは何が違うの?」とか「愛知にある株式会社neutralさんの施工例が素敵だけど、評判や費用はどれくらいなんだろう?」といった疑問が湧いてきますよね。デザインの定義から、グレージュなどの色使い、人気の浮き階段や植栽の選び方まで、知りたいことは山積みです。

  • シンプルモダンやナチュラルモダンとニュートラルデザインの決定的な違い
  • おしゃれな外構を作るための色選びや素材(浮き階段・タイル門柱)のコツ
  • 愛知で人気の「株式会社neutral」の評判や受賞歴のある施工デザインの特徴
  • 理想のニュートラル外構を実現するための具体的な費用相場と予算の考え方

洗練された外構のニュートラルデザイン定義

「ニュートラル」と聞くと、なんとなく「中間色」をイメージするかもしれませんが、外構の世界ではもう少し深い意味があるみたいです。ここでは、私が調べたり実際に見て感じたりしたことをもとに、このスタイルの正体を解剖していきたいと思います。

シンプルモダンやナチュラルの違い

家づくりや外構のリサーチをしていると、必ずと言っていいほど「シンプルモダン」や「ナチュラルモダン」という言葉に出会いますよね。私も最初の頃は、カタログを見ながら「どれも似たような感じで素敵だな」と漠然と思っていたのですが、目が肥えてくると、それぞれのスタイルの持つ「クセ」のようなものが見えてきました。

まず、「シンプルモダン」ですが、これはコンクリート打ちっぱなしやガラス、ステンレスといった無機質な素材を多用するスタイルです。直線を基調としていて、すごく都会的でカッコいい。まるで美術館のような雰囲気を出せるのが魅力ですが、一方で、どうしても「冷たさ」や「緊張感」が出てしまうんですよね。住んでいる人の気配を感じさせないというか、ちょっと近寄りがたいオーラを放ってしまうこともあります。

対して「ナチュラルモダン」は、その冷たさを和らげるために、木材(ウッドデッキやフェンス)やレンガ、塗り壁といった温かみのある素材を取り入れたスタイルです。曲線のアプローチを作ったりして、優しさを演出するのが得意です。でも、バランスを間違えると、少し可愛らしくなりすぎたり、カントリー調の甘さが出てしまったりして、「洗練された大人の空間」を目指す人には少し物足りない場合もあるかもしれません。

そこで注目されているのが、「ニュートラルデザイン」なんです。これは、まさにシンプルモダンとナチュラルモダンの「いいとこ取り」をした、現代の住宅事情に最もマッチするスタイルだと私は感じています。

ニュートラルデザインの核となる考え方

  • ベースは「直線」で構成する:建物のシャープなラインに合わせて、曲線は極力使わずスッキリと見せることで、モダンな印象をキープします。
  • 素材で「温かみ」を足す:形は直線的でも、使う素材に「自然の風合い」を持たせます。例えば、アルミだけどマットな質感のものや、コンクリートだけど石の粒が見える洗い出し仕上げなどです。
  • ノイズを極限まで消す:余計な装飾や色を排して、建物と風景が一体化するように計算されています。

つまり、ニュートラルデザインとは、単なる色の話ではなく、「無機質な構成美」と「有機的な素材感」を高次元で融合させた、「飽きのこない普遍的なデザイン」のことを指しているんですね。奇抜なデザインは数年で飽きるかもしれませんが、このニュートラルなスタイルは、日本の四季やどんな街並みにも溶け込むので、長く愛せるのが最大の強みだと思います。

グレーやグレージュの色選びのコツ

グレーやグレージュの色選びのコツ

ニュートラルな外構を実現する上で、最も重要と言っても過言ではないのが「カラーコーディネート」です。ここで主役になるのが、近年爆発的な人気を誇る「グレージュ」という色味です。

グレージュとは、その名の通り「グレー(灰色)」と「ベージュ(肌色)」を混ぜ合わせたような色のこと。グレーが持つ「クールで都会的な印象」と、ベージュが持つ「温かく柔らかな印象」を併せ持っているため、どんな外壁の色とも驚くほど相性が良いんです。

例えば、黒やダークグレーのモダンな外壁の家に、真っ白な外構を持ってくるとコントラストが強すぎて目が疲れてしまうことがあります。逆に、ベージュ系の外構だと少しぼんやりしてしまう。そんな時、グレージュを挟むことで、建物と地面(道路)を自然に繋ぐグラデーションが生まれ、敷地全体に一体感が生まれるんです。

なぜグレージュが最強なのか?
私が個人的に推したい最大の理由は、「汚れが目立ちにくい」という実用的なメリットです。
外構は常に雨風や砂埃にさらされています。真っ白な壁は雨だれが目立ちますし、真っ黒なタイルは乾いた泥汚れが白く浮き上がって意外と汚く見えてしまいます。その点、グレージュは砂や土に近い中間色なので、少々の汚れなら風景に馴染んでしまうんです。「ズボラだけど綺麗に見せたい」私のようなタイプには救世主のような色ですね。

ただ、全体をグレージュだけでまとめてしまうと、少しボヤッとした印象になってしまうリスクもあります。そこでおすすめなのが、「質感(テクスチャ)」と「締め色」の活用です。

まず質感ですが、キラキラした光沢のある素材は避け、「マット(艶消し)」な素材を選びましょう。YKK APの「プラチナステン」やLIXILの「シャイングレー」といったアルミ色も、最近はよりマットで落ち着いた発色のものが好まれています。タイルも、表面がザラッとした石目調のものを選ぶと、光の反射が抑えられて上品に見えます。

そして、空間を引き締めるために、全体の2割〜3割程度に「黒(ブラック)」や「ダークグレー」を取り入れます。例えば、フェンスのフレーム、表札の文字、照明器具、あるいは植栽の足元の土を隠す砂利などに濃い色を持ってくることで、空間に輪郭が生まれ、グッと洗練された印象になりますよ。

浮き階段と洗い出しでおしゃれに

玄関アプローチは、道路から家に入るまでの「顔」となる部分。ここをどう演出するかで、家のグレード感が大きく変わります。ニュートラルデザインで今、最も熱い視線を集めているのが「浮き階段(フローティングステップ)」「洗い出し仕上げ」の組み合わせです。

浮遊感がたまらない!浮き階段の魅力

浮き階段とは、階段の踏み板(足を乗せる部分)の下にある「蹴込み(けこみ)」という垂直の部分を深く引っ込ませて作った階段のことです。こうすることで、まるで踏み板が空中に浮いているかのような視覚効果が生まれます。

さらに、その引っ込んだ蹴込み部分を黒く塗装したり、奥にLEDのバーライト(ライン照明)を仕込んだりすることで、その浮遊感は決定的になります。夜、仕事から帰ってきた時に、柔らかい光に浮かび上がる階段を見ると、「あぁ、いい家だな」って自画自賛したくなること間違いなしです。ホテルのエントランスのような非日常感を、毎日の生活の中で味わえるなんて素敵ですよね。

洗い出し仕上げが選ばれる理由

そして、このモダンな浮き階段の素材として、あえて伝統的な技法である「洗い出し」を採用するのが、ニュートラルデザインの真骨頂です。

洗い出しとは、コンクリートやモルタルの中に種石(小さな砂利)を混ぜて塗り、固まる前に表面を水で洗い流して、石の粒々を露出させる仕上げのこと。昔からある和風の技法というイメージがあるかもしれませんが、最近は使用する石の色や大きさを調整することで、モダンな住宅にもマッチするように進化しています。

なぜタイルではなく洗い出しなのか?それにはデザイン面と機能面の2つの理由があります。

視点 洗い出し仕上げのメリット
デザイン面 大判タイルのような直線的で硬質な素材ばかりだと、外構全体が冷たくなりがちです。そこに、小さな石の粒が集まった洗い出しを取り入れることで、「素材の柔らかさ」や「表情の豊かさ」が加わります。これが、ニュートラル特有の「洗練されているけど温かい」雰囲気を作る鍵になります。
機能面 表面に凹凸があるため、雨の日でも滑りにくいという安全上のメリットがあります。また、駐車場の一部に使う場合、コンクリートだけだとタイヤ痕(黒いゴムの跡)が目立ってしまいますが、洗い出しなら石の色や模様のおかげで汚れが目立ちにくいのも大きなポイントです。

階段の踏み面は「洗い出し」、立ち上がり(側面)は「塗り壁」や「タイル」といったように、異素材を組み合わせることで、奥行きのあるおしゃれなアプローチが完成します。

おしゃれなタイル門柱で演出する顔

おしゃれなタイル門柱で演出する顔

外構の中で、その家の第一印象を決定づけるのが「門柱」です。これまでは、メーカー製のアルミ機能門柱(ポスト、インターホン、表札が一体になったポール状のもの)が主流でしたが、ニュートラルデザインを追求するなら、ぜひ「造作門柱(ぞうさくもんちゅう)」に挑戦してほしいと思います。

造作門柱とは、コンクリートブロックを積んで下地を作り、その表面にタイルや塗り壁材を貼って仕上げる、世界に一つだけのオリジナル門柱のことです。

大判タイルで圧倒的な高級感を

最近のトレンドは、なんといっても「大判のセラミックタイル」です。以前は30cm角のタイルが一般的でしたが、今は60cm角、あるいは120cm×60cmといった巨大なタイルを貼るのが主流になりつつあります。

タイルが大きくなると何が良いかというと、目地(継ぎ目)の数が減るんです。目地が少ないと、まるで一枚の大きな岩盤がそこに立っているかのような、ソリッドで力強い印象になります。特にタカショーの「セラ ウォール」やLIXILの「アヴァンティ」といったシリーズは、天然石の持つ複雑な色ムラや凹凸感を見事に再現していて、近くで見ても本物と見分けがつかないレベルです。

ノイズレスデザインの徹底

かっこいい門柱を作るための鉄則は、「生活感のあるノイズを消す」ことです。

ポスト、インターホン、表札、最近では宅配ボックスなど、門柱にはたくさんの機能アイテムが取り付けられます。これらがごちゃごちゃと表面に見えていると、せっかくの美しいタイルが台無しになってしまいます。

スマートに見せるためのテクニック

  • 側面配置・背面配置:インターホンと表札だけを正面に残し、ポストの取り出し口や宅配ボックスなどの大きな箱物は、門柱の裏側や側面に配置します。これにより、道路からの眺め(ファサード)をスッキリさせることができます。
  • 埋め込み型の活用:口金だけのシンプルなポストを選び、投函口以外をすべて壁の中に埋め込んでしまうのも有効です。
  • 笠木(かさぎ)の設置:門柱の天端(上の面)に、アルミ製の薄いプレート(笠木)を乗せます。これはデザインを引き締めるだけでなく、雨だれによる汚れが門柱の表面に流れるのを防ぐ、非常に重要な役割を果たしてくれます。

こうした細部へのこだわりが、神は細部に宿るではないですが、全体の完成度をグッと高めてくれるんですよね。

手入れが楽なシンボルツリーの選び方

「コンクリートやタイルだけだと味気ないから、緑は欲しい。でも、休日に剪定や水やりに追われるのは絶対に嫌だ!」

これは私を含め、多くの人が抱える矛盾した悩みではないでしょうか。ニュートラルデザインにおける植栽は、森のような鬱蒼とした緑ではなく、「建築の一部として機能する、計算された緑」です。選ぶべきは、成長が遅く、病害虫に強く、そして樹形が自然と整う「メンテナンスフリーに近い樹種」です。

私がリサーチした中で、特にニュートラルな外構にマッチする「三種の神器」とも呼べる植栽をご紹介します。

① フェイジョア(常緑低木〜小高木)

今、最も注目されているのがこのフェイジョアです。最大の特徴は、葉の裏側が白っぽい「シルバーリーフ」であること。濃い緑色の葉よりも軽やかで、モダンなグレー系の外壁や塗り壁に驚くほどよく馴染みます。オリーブも人気ですが、オリーブよりも成長が緩やかで、暴れにくいのがメリット。初夏にはエキゾチックな花が咲き、秋には実もなるという楽しみもあります。

② ソヨゴ(常緑高木)

「風に戦ぐ(そよぐ)」という名前の通り、波打つような葉が特徴で、風が吹くとサワサワと乾いた涼しげな音を立てます。この木の素晴らしいところは、成長が非常に遅いこと。一度植えれば、数年は剪定がいらないと言われるほどです。赤い実がなる雌株が人気ですが、実が落ちて床が汚れるのが嫌な場合は、実がならない雄株を選ぶのも一つの手です。

③ アオダモ(落葉高木)

こちらは落葉樹(冬に葉が落ちる)ですが、ニュートラルデザインには欠かせない存在です。幹に独特の白っぽい紋様があり、枝が細く繊細で、立ち姿がとにかく美しい。葉の密度が高くないので、向こう側が透けて見え、圧迫感がありません。夜に下からアッパーライトで照らすと、枝の影が外壁に映り込み、息をのむような幻想的な景色を作ってくれます。「冬の枝ぶりすらもデザインになる」稀有な樹木です。

足元の「マルチング」も忘れずに
植栽の足元の土が見えていると、どうしても野暮ったくなりますし、泥はねで壁が汚れる原因にもなります。
そこでおすすめなのが、「割栗石(わりぐりいし)」を使ったマルチングです。直径10〜15cmほどのゴツゴツした自然石(グレーのチャート石や黒い石灰岩など)を土の上に敷き詰めることで、雑草を抑制し、保湿効果を高め、さらに見た目を一気にロックガーデン風のモダンな雰囲気に変えることができます。

外構でニュートラルを実現する費用と会社

外構でニュートラルを実現する費用と会社

デザインのイメージが固まってきたら、次に直面するのが「誰に頼むか」そして「いくら用意すればいいか」という現実的な壁です。ここでは、ニュートラルデザインの代表格とも言える施工会社と、具体的な費用の目安について深掘りしていきます。

愛知の株式会社neutralの評判

「外構 ニュートラル」というキーワードで検索していると、必ずと言っていいほどヒットするのが、愛知県名古屋市と小牧市に拠点を置くエクステリア専門企業株式会社neutral(ニュートラル)さんです。

この会社、単に社名がキーワードと同じというだけではありません。業界内では「デザイン外構の雄」として知られる超実力派なんです。YKK AP主催の「エクステリアデザイン施工フォトコンテスト」やLIXILの「エクステリアコンテスト」など、国内の主要なメーカー主催コンテストで、何度も全国大賞やグランプリを受賞しています。これは、特定の商品を使っているから評価されているのではなく、空間全体の構成力やデザイン哲学が、プロの審査員から見ても圧倒的であるという証拠でしょう。

ユーザーからの評判・口コミ

実際に利用した人たちの声や評判をネットやSNSでリサーチしてみると、デザイン性以外の部分でも評価が高いことが分かります。

  • 「ヒアリングが丁寧」:いきなり図面を引くのではなく、ライフスタイルや好みを時間をかけて聞いてくれる。
  • 「押し売りがない」:高い商品を売りつけるのではなく、予算内で最大限の効果が出るプランを提案してくれる。
  • 「現場の質が高い」:職人さんのマナーが良く、施工精度が高い。

特に、「作品を作ろうとするのではなく、顧客の生活を豊かにしようとする姿勢」が多くの支持を集めているようです。愛知県近郊で外構を検討している方にとっては、一度は相談してみる価値のある会社だと言えそうです。

受賞歴のある施工例のデザイン特徴

受賞歴のある施工例のデザイン特徴

株式会社neutralさんの施工例は、見ているだけでため息が出るほど美しいものばかりですが、そこにはいくつかの共通した「デザインコード(法則)」が存在します。これを知っておくことで、他の地域に住んでいて同社に依頼できない場合でも、地元の業者さんに「こんな風にしたい」と伝えるための指針になります。

① 建築への敬意(Respect for Architecture)

最大の特徴は、外構が主役になろうとしていないことです。あくまで主役は「建物」。建物の水平ラインや垂直ラインに合わせて、カーポートの梁やフェンスの高さをミリ単位で調整しています。外壁の素材と門柱の素材をリンクさせるなど、敷地全体がひとつの作品として調和するように設計されています。

② フレームによる空間の分節

LIXILの「プラスG」やYKK APの「リレーリア」といったアルミフレーム製品を巧みに使いこなしています。敷地の境界やアプローチの上に大きなフレーム(梁)を飛ばすことで、空間に立体的な奥行きを持たせ、視線を誘導します。この「線」の使い方が、空間を広く見せるマジックになっています。

③ 閉ざしすぎない「抜け感」

プライバシーは守りたいけれど、高い塀で囲うと閉塞感が出る。このジレンマに対し、スリット(隙間)のある格子材や、ガラスブロック、あるいは植栽の隙間を利用して、視線は遮りつつも光と風を通す「透明性(Transparency)」を確保しています。これが、外から見ても中から見ても心地よい「ニュートラルな距離感」を生み出しています。

予算別に見る外構費用の相場

では、実際にこのようなニュートラルな外構を実現するには、どれくらいの予算を見ておけば良いのでしょうか。もちろん、敷地の広さや高低差によって金額は大きく変わりますが、一般的な新築住宅(敷地50〜60坪程度)を想定した目安をまとめてみました。

予算帯 実現可能な内容とイメージ
150万〜200万円 【ミニマム・スタンダード】
必要最低限の機能を、シンプルかつ綺麗にまとめるプラン。駐車場2台分の土間コンクリート、シンプルな機能門柱(または安価な造作門柱)、メッシュフェンス、アプローチのタイル貼り、シンボルツリー1本程度。デザイン性の高いフレームなどは難しいですが、色味を統一することでニュートラルな雰囲気は作れます。
200万〜350万円 【ハイグレード・ニュートラル】
多くの人が理想とする「おしゃれな外構」が実現できるライン。造作門柱に高級タイルを使用、アプローチに浮き階段と洗い出しを採用、駐車場にはデザイン性の高いカーポート(LIXIL カーポートSCなど)を設置可能。ライティングも数カ所入れられ、夜の景観も楽しめます。
400万円〜 【プレミアム・デザイン】
株式会社neutralさんの受賞作品のような、建築と一体化した空間を目指すならこの価格帯から。プラスGなどの大型フレームシステム、シャッターゲート、特注のロートアイアン、石貼りのテラス、植栽をふんだんに使った庭などが視野に入ります。

コストコントロールの知恵
予算が足りない!という場合は、「家の顔(ファサード)」に予算の8割を集中させましょう。道路から見える門柱やアプローチには良い素材を使い、家の裏側や隣地との境界は防草シートと砂利敷き、安価なメッシュフェンスで済ませるという「メリハリ」をつけることで、満足度を下げずにコストを抑えることができます。

YKKAP等のカーポート活用術

YKKAP等のカーポート活用術

最後に、外構の面積の大部分を占め、景観に大きな影響を与える「カーポート」についてです。かつてカーポートといえば、ポリカーボネートの波板屋根がついた「単なる雨除け」でしたが、今は住宅のファサードを構成する重要なデザインパーツへと進化しています。

ニュートラルデザインにおいて選ぶべきカーポートには、明確な基準があります。

フラットルーフ(F型)一択!

屋根の形状は、アール(曲線)を描いているものではなく、真っ直ぐなフラットタイプを選びましょう。建物の軒や庇(ひさし)と平行なラインを作ることで、ノイズのない一体感が生まれます。

おすすめの製品

  • LIXIL「カーポートSC」:屋根材そのものがアルミでできており、天井がフラットで非常に美しい製品です。屋根の厚みが40mmしかなく、余計な部材が一切見えないため、シンプルモダンやニュートラルな住宅には鉄板の選択肢です。ダウンライトを内蔵できるのも大きな魅力。
  • 三協アルミ「U.スタイル アゼスト」:最大の特徴は、梁(フレーム)の長さや柱の位置を自由に設定できること。梁を敷地いっぱいに伸ばしてゲートとして機能させ、アプローチの屋根と兼ねるようなダイナミックなデザインが可能です。

カーポートを単なる車庫としてではなく、「建築の一部」として捉える視点を持つことが、成功への近道ですね。

外構をニュートラルにするポイントまとめ

今回は「外構 ニュートラル」をテーマに、デザインの定義から具体的な素材選び、費用相場までをかなり深掘りして解説してきました。

長くなってしまいましたが、ポイントを整理すると以下のようになります。

  • デザイン:無機質な直線と、有機的な素材(石・植栽)をミックスし、グレージュカラーでまとめる。
  • アプローチ:浮き階段×洗い出し仕上げで、モダンさと温かみを両立させる。
  • 門柱:大判タイルを使った造作門柱で、ポストなどのノイズを隠して生活感を消す。
  • 植栽:フェイジョアやアオダモなど、管理が楽で樹形の美しいものを選び、割栗石で足元を飾る。
  • 費用と依頼先:デザイン力を重視するなら実績のある専門店へ。予算は300万円前後〜が理想的なニュートラル外構の目安。

流行り廃りの激しいデザイン界において、周囲環境と調和し、住む人に安らぎを与える「ニュートラル」というスタイルは、一過性のブームではなく、これからの日本の住宅のスタンダードになっていくはずです。資産価値を維持するという点でも、非常に賢い選択だと言えるでしょう。

この記事が、あなたの理想の家づくりのヒントになれば嬉しいです。素敵な外構で、毎日家に帰るのが楽しみになるような暮らしを手に入れてくださいね!

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