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園芸ネットは100均で十分?ダイソー・セリアの選び方と張り方

園芸ネットは100均で十分?ダイソー・セリアの選び方と張り方

こんにちは。庭づくり・外構リフォーム完全ガイド、運営者の「にわ好き」です。

家庭菜園やベランダガーデニングを始めようと思ったとき、最初にぶつかるのが道具選びの悩みですよね。特に「園芸ネットを100均で揃えても大丈夫なのか」や「ダイソーやセリアにはどんな種類のサイズがあるのか」といった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。ホームセンターの本格的な資材は魅力的ですが、できれば初期費用を抑えて手軽にスタートしたいというのが本音だと思います。実は100円ショップの園芸ネットは、単に安いだけでなく、ベランダなどの限られたスペースに最適なサイズ感や、使い捨てできる手軽さなど、独自のメリットがたくさんあるんです。

  • ダイソーやセリアなど主要100均各社の園芸ネットのサイズと特徴
  • ベランダや賃貸でも壁を傷つけずにネットを固定する具体的な方法
  • きゅうりやゴーヤなど育てる野菜に合わせた最適な網目の選び方
  • 買ってすぐに絡まってしまうネットをスムーズに広げる裏技

園芸ネットは100均での選び方と各社比較

園芸ネットは100均での選び方と各社比較

最近の100円ショップの園芸コーナーは本当に進化していて、私自身もよくパトロールに行きますが、その充実ぶりには驚かされます。ただ、お店によって得意なサイズやデザインが異なるので、自分の目的に合ったものを選ぶのがポイントです。ここでは、主要な100均ショップの製品特徴と、ホームセンター製品との違いについて、私の経験を交えて解説します。

ダイソー園芸ネットのサイズと売り場

業界最大手のダイソーは、なんといってもサイズ展開の豊富さが魅力です。私の近所の店舗では、園芸コーナーの支柱が置いてあるエリアの近くに、サイズ別にずらりと並んでいます。

特に使い勝手が良いのが、以下の2つの規格です。

サイズ 網目(目合い) おすすめの用途
180cm × 120cm 10cm 一般的な掃き出し窓の半分や、プランター2つ分。エンドウ豆などに最適
180cm × 270cm 20cm 軒下から吊るすグリーンカーテン用。ゴーヤやキュウリなど

180cm × 120cmのタイプは、ベランダでプランター栽培をするのに「大きすぎず小さすぎない」絶妙なサイズ感なんですよね。また、グリーンカーテンを作りたい場合は、長さが270cmあるタイプを選ぶと、高い位置からしっかりと葉を茂らせることができます。

セリアやキャンドゥの種類と特徴

セリアとキャンドゥは、ダイソーとはまた違った強みを持っています。

まずセリアですが、ここは「デザイン重視」の方におすすめです。従来の園芸ネットといえば鮮やかな緑色が定番でしたが、セリアにはブラウンやホワイトといったアースカラーやモノトーンのネットが置かれていることがあります。ベランダをおしゃれなカフェ風にしたい場合、緑色のネットだとどうしても「畑感」が出てしまうので、セリアの色選びはとても助かります。

一方、キャンドゥで注目したいのは「80cm × 180cm」というスリムな規格です。

キャンドゥのここがポイント
マンションの狭いベランダや、プランター1つだけでひっそりと育てたい時、一般的な幅のネットだと余ってしまって邪魔になることがあります。キャンドゥの細身ネットなら、切ったり折ったりする手間なくジャストフィットします。

防虫ネットの効果と銀糸のメリット

防虫ネットの効果と銀糸のメリット

野菜作りで避けて通れないのが虫対策です。100均でも「防虫ネット」が販売されていますが、選ぶ際は「銀糸(シルバーライン)」が入っているかを確認してください。

アブラムシなどの害虫は、キラキラした光の反射を嫌う性質があります。ダイソーなどの防虫ネットにはこの銀色の糸が織り込まれており、物理的に虫をブロックするだけでなく、光の効果で虫を寄せ付けにくくする工夫がされています。

張り方の注意点
100均の防虫ネットは生地が柔らかいため、強く引っ張りすぎると網目が広がってしまい、そこから虫が侵入することがあります。「ふんわり、かつ隙間なく」張るのがコツです。

ワイヤーネットで棚やフェンスを自作

「園芸ネット」というと柔らかい網を想像しますが、金属製の「ワイヤーネット(メッシュパネル)」もガーデニングには欠かせないアイテムです。

これを結束バンドで連結すれば、自立式のフェンスや、プランターを立体的に配置する棚を簡単にDIYできます。特につる性の植物を少しだけ這わせたい時や、ペットがプランターに入らないようにガードしたい時、ワイヤーネットは非常に頑丈で役立ちます。壁に立てかけてS字フックを使えば、おしゃれな壁面緑化(ハンギング)も楽しめますよ。

ホームセンターと比較した耐久性と代用

「やっぱり100均だとすぐ破れるのでは?」と心配される方もいると思います。正直に言いますと、耐久性はホームセンターの高価なネットに軍配が上がります。

ホームセンターで売られている数百円〜千円クラスのネットは、紫外線に強い素材が使われており、3年〜5年と使い続けることができます。対して100均のネットは、ワンシーズン(半年程度)使うと紫外線で劣化し、手で引っ張るとブチッと切れるくらい脆くなることが多いです。

しかし、私はこれを「衛生的に使い捨てできるメリット」と捉えています。

使い捨てのメリット
古いネットを使い回すと、前の年に付着した病気の菌や害虫の卵を持ち越してしまうリスクがあります。110円なら「毎年新品」にしてもお財布に優しく、常に清潔な環境で野菜を育てられます。

大規模な畑で何年も使うならホームセンター、ベランダで1シーズンごとにリセットしたいなら100均、という使い分けが正解かなと思います。

園芸ネットを100均グッズで張る方法

園芸ネットを100均グッズで張る方法

ネットを買ったはいいけれど、「どうやって固定すればいいの?」というのが次なる壁です。特に賃貸マンションなどのベランダでは、壁に釘を打つわけにもいきません。ここでは、100均アイテムを駆使した、壁を傷つけない固定テクニックを紹介します。

賃貸のベランダでもできる固定のコツ

賃貸のベランダでもできる固定のコツ

ベランダでネットを張る際、私がよく使うのが「スダレハンガー」や「オーニングフック」です。これらはサッシの枠(窓枠の金属部分)に挟み込んでネジで締めるタイプのフックで、ダイソーやセリアでも手に入ります。

これを窓枠の上部に取り付け、そこからネットを吊り下げれば、壁に穴を開けることなく設置が可能です。下側はプランターの足元に結びつけるか、ペットボトルに水を入れた重石に固定すれば、ピンと張ることができます。

支柱や突っ張り棒を使った設置テク

ベランダの天井と床がしっかりしている場合、「突っ張り棒」と「結束バンド」の組み合わせが最強です。

  1. ベランダの左右(または窓枠内)に、縦に突っ張り棒を設置する。
  2. その突っ張り棒に、結束バンドを使って園芸ネットを固定する。

この方法なら、風でネットが煽られることも少なく、非常に安定したスクリーンが作れます。結束バンドは、屋外で使うため「耐候性(黒色が多い)」と書かれたものを選ぶのが長持ちさせるコツです。

きゅうりやゴーヤに適した網目と強度

育てる野菜によって、適したネットの「網目の大きさ(目合い)」が違うことはご存知でしょうか?

  • きゅうり・ゴーヤ: 20cm程度の大きめの網目がおすすめ
  • エンドウ・インゲン: 10cm程度の細かい網目がおすすめ

きゅうりやゴーヤは葉が大きく茂り、実も重くなります。網目が細かすぎると葉が重なって風通しが悪くなり、病気の原因になります。また、20cmくらいの隙間があれば、収穫の際に手が入れやすく、実を見つけやすいというメリットもあります。

重量のある野菜を育てる時は、ネットだけでなく、支柱も太めのもの(16mm径以上)を選び、ネットが重みで垂れ下がらないようにしっかりと「張りひも」でテンションをかけることが重要です。

絡まない広げ方と片付けの手順

「100均のネットを開封したら、絡まってしまって知恵の輪状態になった…」というのは、園芸あるあるです。実はこれ、広げ方にコツがあるんです。

失敗しない広げ方
パッケージから出したら、まずは「端っこにある色の違う紐(または太い紐)」を探してください。多くの製品には、広げる際の目印として、緑や青の紐が端に通してあります。

この目印の紐を先に支柱の上部に結びつけ、そこからカーテンを開くように横へスライドさせていくと、絶対に絡まりません。無造作に広げるのだけは避けてくださいね!

片付けの際も、無理にツルを引き剥がそうとせず、まずは根元を切って数日放置し、植物を枯らして水分を抜いてからハサミで細かく切っていくと楽に処分できます。

アサガオなどつる性植物の誘引方法

アサガオやクレマチスなどのつる性植物を楽しむ場合も、100均ネットは活躍します。これらの植物は巻きひげが細いので、網目は10cm(またはそれ以下)の細かいタイプを選びましょう。

苗が小さいうちはネットまで届かないことが多いので、割り箸などで「仮の支柱」を立てて、ネットまで誘導してあげるとスムーズに登り始めます。セリアのおしゃれなワイヤーネットを使えば、インテリアのような雰囲気で「緑のカーテン」を楽しむこともできますよ。

園芸ネットは100均でコスパ良く活用

今回は、100円ショップの園芸ネットの選び方や活用術についてお話ししました。耐久性の面ではホームセンターに劣る部分もありますが、サイズ展開の豊富さや、汚れたら気兼ねなく交換できる手軽さは、特に家庭菜園初心者やベランダガーデナーにとって大きな味方です。

「まずはワンシーズン、試しにやってみようかな」という気持ちなら、迷わず100均ネットを選んで大丈夫です。ぜひ、お近くのダイソーやセリアで、ご自宅の環境にぴったりのネットを探してみてくださいね。きっと、もっと気軽に園芸が楽しめるはずです。

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